中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
「俺の身体は加藤鷹並に丈夫だ」 この粋なセリフを吐いたのは、関西のベテランジョッキー本田優である。平地では現役最高齢(障害を含めると嘉堂先生がいらっしゃる)でありながら、今年もオークスを勝つなど、順調に活躍していた。しかし、今年は函館開催の前半戦で落馬。「第2腰椎破裂骨折、第6頚椎棘(きょく)突起骨折」をやってしまい、復帰は9月以降になりそうな状況。競馬界の加藤鷹も落馬事故に遭っては如何ともし難い。早く復帰して元気な姿を見たいものである。 で、本田といえば西浦厩舎。今週は函館記念にマイソールサウンドを出走させてくる。西浦厩舎はエースが本田で、本田が乗れないとなると角田を使ってくることが多い。というわけで、今週の函館記念のマイソールサウンドには角田が乗るのだが、この人、上手いのか下手なのかさっぱりわからない。安定感とかそういう言葉とは無縁なことだけは確かなようだが。 今週の函館記念では、そんな角田の不確実さに賭けてみようと思う。人馬ともいつ走るかわからない。力はあるので、今回いきなり走ってもおかしくないわけだ。思い切って本命。対抗にはアスクジュビリー。伊藤雄二厩舎は二頭出し。ここは軽ハンデの方を狙ってみる。要注意はトウショウナイト。武士沢といえばこの馬。しばらくは他の騎手に替わられていたが、戻って2戦目、期するところに賭けてみたい。押さえは岩田のタガノデンジャラスに安勝のエリモハリアーまで。ラベンダー賞はインパーフェクトに注目。 めいめいに命名
私は街を歩いていてすれ違うガイジンに勝手に適当な名前をつける趣味がある。先日すれ違ったガイジンは「ゴンザレス」だ。体格はしっかりしていて、顔の彫りが深く鼻の下に立派なヒゲがあり、胸毛はもとより二の腕も毛がモジャモジャしていそうなラテン系。これはまさに「ゴンザレス」なのだ。彼の本当の名前は何なのかは知らない。でも私の中でその人はもう「ゴンザレス」で決まりなのだ。本人が違うと言っても私も引き下がれない。それほど彼は「ゴンザレス」なのである。彼以外にも、ターバンが似合う男世界一にしたいと思えた「モハメド」、富岡っぽい顔だったので「マイケル」、本家ではなく春一番のような嘘っぽさが滲み出ていた「アントニオ」などなど。“名は体を表す”ではなく、“体を表す名を付ける”のである。感謝されこそすれ、文句を言われる筋合いはない。 え? 予想? 「ジダンと露鵬がアメリカのプロレス団体に呼ばれて大暴れ。しかしジダンは頭突き、露鵬はカメラマンを殴るだけで人気出ず」かな。(今週は『ボディ労』がお休みなので『ボディ労』風にまとめてみました) (青汁注射)
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第42回
函館が欽ちゃん球団解散騒ぎの原因の地となった記念 略して… 函館記念
第42回 函館記念(GV) 7月23日 函館競馬場 芝2000m
函館の女は17歳
夏風邪をひいたのでしょうか、体がだるいです。よって今週の記事はかなり投げやりです。大変失礼します。 今週の重賞は函館記念ですか。函館と言えば、「インコウ」馬券だな。タイムリーなこの時期に函館競馬で重賞を組むとはJRAもやるなあ。 つまりは、「イ」「ン」「コ」「ウ」が名前に入る馬が来る。と思って作業してみたら、10頭も。結構いるのね。「コ」が入る馬はいなかったし...。「イ」「ン」「ウ」が3つ入った、マイソールサウンドは騎手からして消しだし...。思いついてみたものの、ダメでした。 ああ、そうか。山本圭一に萩本欽一で「○一」か。秋山真一、池添謙一、柴山雄一の3人から入る。あとは持ち時計からセフティーエンペラー、エアシェイディを押さえに。 優勝騎手が賞金片手に夜の函館で未成年に飲酒させてみだらな行為をしないことを祈る。って「みだらな行為」って何?日本語は、やわらかい。 (鎌倉重明)
オマケ一点予想 by 編集者
23日・日曜
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制球勝負
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