皆さん初めまして。ｗｅｂ楡馬にようこそ。この「ｗｅｂ楡馬」は、学生時代に競馬新聞「楡馬」を作っていたメンバーが、もう一度自分たちが作った新聞を皆さんに見ていただこうと思い立って、つくることになった新聞です。だから書くメンバーは当時の学生、つまり社会人が主力です。年齢も20代後半から30代前半。年は取りましたが、学生時代の「楡馬」のように、豪快に飛ばした記事を書いていきたいと思います。丸くなったんじゃ復活の意味がありません。
　さて、それでは記念すべきｗｅｂ楡馬１回目の本紙予想に入ります。今年のＮＨＫマイルカップの登録メンバーを見ると、Ｇ�T馬にふさわしい馬が…いません。だから勝つ馬はいません、と言いたいところですが、走る以上はどれか１頭は間違いなく勝つものと思われるので、勝ちそうな馬を探さなければなりません。そこで本命はマイネルスケルツィで行く。前走ＮＺＴは着差以上の楽勝。レースぶりも安定しており最有力と見ます。対抗は名前が微妙だけど誰も口にしないステキシンスケクン。快調に逃げることができれば脅威になるだろう。マイルなら簡単には捕まらない。要注意はキンシャサノキセキ。脚質的にこのレース向け。アンカツの一発が怖い。押さえにはファイングレイン、ダイアモンドヘッド、アドマイヤカリブまで。フサイチリシャールは最近のレースぶりがどうも煮え切らないのと、そろそろ反動が来そうなので思い切って消す。

　いやぁ緊張する…。この緊張感、何年ぶりだろう？「楡馬」で記事を書くこの緊張感、懐かしいなぁ。昔はホントにくだらないことを徹夜して考えたり、面倒くさいってんで５分くらいで書き上げたりしたものだ。調べてみると私が最後に記事を書いたのは2001年の朝日杯ＦＳ（通巻１６８号）だった。最後だというのに大したことは書いていない。『だって人間だもの…』というタイトルで、「プロスポーツは八百長だ。選手は八百長プレーに磨きをかけ、観客も見事な八百長が行なわれるさまを楽しみにすればいい」などと書いていた。見返してみて思った。タイトルと内容が一致してない。オチがない。そして何より、レースの予想をしていない。“ない・ないづくし”でダメっぷりを発揮していた。今後もこんな調子で記事を書いていきますが、どうぞヨロシクお願いします。（あ〜、今回もオチねぇや…）

　こんにちは。『楡馬』がｗｅｂ新聞としてめでたく復活です。私事ですが、現在海外在住のため競馬新聞などを参照することができない状態です。（秋頃には帰国しますけど。）馬柱の情報源といえば、Ｙａｈｏｏ競馬だけです。そんなわけで随分とヌルい予想になりますが、しばらくお付き合いください。
　ではさっそく予想です。マイネルスケルツィというのがどうやら強そうです。馬だけに関して言えば、優勝確実です。ところが鞍上がこのお方なので、それを差し引いてマイネルスケルツィは馬券に絡むことなく４着に沈むと予想します。あとはわかりません。ということで、�Cマイネルスケルツィという現役時代にも付けたことのない印だけをもちまして、今回の予想とさせていただきます。