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フィリーズレビューを考える

 競馬の控除率引き下げが閣議決定、というニュースが出てましたねぇ。ギャンブルにおいて控除率は、商売で言うなら「商品の値段」です。JRAの馬券売り上げが下がり始めたのが1998年。それ以降ずっと下がり続けているわけですが、商品(馬券)が売れないなら商品の値段(控除率)を下げる、というのは自然な流れです。

 ちなみに、JRA初代理事長で「日本競馬の父」と讃えられている安田伊左衛門氏は「控除率は10%ほどが望ましいが、せめて15%には抑えるべきだろう」と言っていました。今回の報道では20%と言っていますね。安田氏の意向にはまだ沿えない数字です。世界的に見ても日本の控除率はバカ高いです。今後どこまで下げることができるでしょうか?

 さて、中山牝馬Sはいまいち興味をそそられなかったのでフィリーズレビューのみ予想します。打倒ウオッカの最右翼になれるのはアストンマーチャンでしょうか? 私の勝手な思い込みですが、あの馬は早熟タイプなのではないでしょうか。あれから3ヶ月で全然成長していない、という前提で予想してみました。

11ルミナスハーバー54小牧
2シュガーヴァイン54長谷川
23ヒカルアモーレ54岩田
4ハギノルチェーレ54武幸
35ファニーストーリー54四位
6タケイチゼット54和田
47ビュティフルローズ54石橋守
8ニシノマナムスメ54安藤勝
59ツルマルオジョウ54上村
10クィーンオブキネマ54秋山
611クーヴェルチュール54福永
12アストンマーチャン54武豊
713カネトシリベルテ54渡辺
14タガノティアーズ54藤岡佑
815アマノチェリーラン54池添
16アップステージ54熊沢

ルミナスハーバー … 阪神JFは3着だったが逃げて1分33秒台はかなりのスピードと言える。太の意気込みにも期待して◎。
クーヴェルチュール … 2走前・福島2歳Sを55kgで1分10秒を切って勝つ力を発揮できれば。国枝師がわざわざ関西を使うのも不気味。
シュガーヴァイン … 河内厩舎2頭出し。「2頭出しは人気薄から」の鉄則で。最近、アグネスタキオン産駒が好調なので狙ってみる。
ニシノマナムスメ … 奇をてらった結果、この印になったが実質的には「○」の馬。怖いのは河内師の期待の大きさか。
ハギノルチェーレ … 前走はニシノマナムスメに先着されているがレース間隔の差がではなかろうか。1着は無理でもヒモ狙い。

てなことで、馬単で
 1↔11 1↔2 11↔2
 1→4,1→8,11→4,11→8
の10点で勝負。


 web競馬新聞『web楡馬』は、来週<阪神大賞典>号を発行する予定です。どうぞよろしくお願いします。
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