〔調査〕京都2000mのジョッキー成績と枠別成績
さて、久しぶりにデータを出してみました。もちろん、秋華賞が行われる京都2000mのデータですよ。
データは、1996年1回京都1日から2006年5回京都2日までの間に芝2000mで行われた全293レース、延べ3772頭の競走結果を基にしています。
まずは、毎度お馴染みのジョッキー成績から。最初は「秋華賞に騎乗する18人のリーディング」を出してみましょう。どの騎手がこのコースで一番多く勝ち星を挙げているのか。
まぁ、1位の人はほっといて、2〜5位は割と接戦です。幸のこの成績はちょっと意外な感じです。
では次に「勝率&連対率 上位10位」を見てみましょう。一体どの騎手がこのコースを得意としているのか。
藤岡は騎乗数が少ないとはいえ、なかなかの健闘と言えるでしょう。
やはり安藤は上手いんですね。そして、本田の名前が挙がっています。秋華賞を勝ったことがありますし、このデータが後押しになりそうな感じです。
この2つのデータで気になったのは、
次に、この10年間の「枠別連対成績」を出してみましょう。表の数字は「連対しやすさ指数」です。
え? その数値、どうやって出しているのかって? 面倒なので説明は省きますが、種牡馬成績で目安となる「アーニングインデックス」と同じ考え方で計算しています。平均値は1.0です。1.0より高いほど連対しやすく、低いほど連対しにくいことになります。
トップは「8枠」、2位が「5枠」と、別に内ほど有利だとか、外ほど不利といった相関関係はなさそうです。トップの隣の「7枠」が最低だし。
でも「7枠」の低さはちょっと気になります。極端に悪くはないですが、気になる悪さではあります。
枠順発表は明日です。どの馬がどの枠に入るのか。アドマイヤキッス、7枠に入れ〜。
データは、1996年1回京都1日から2006年5回京都2日までの間に芝2000mで行われた全293レース、延べ3772頭の競走結果を基にしています。
まずは、毎度お馴染みのジョッキー成績から。最初は「秋華賞に騎乗する18人のリーディング」を出してみましょう。どの騎手がこのコースで一番多く勝ち星を挙げているのか。
京都2000m リーディング 第11回秋華賞騎乗騎手 (1996年1回1日〜2006年5回2日) | ||||
---|---|---|---|---|
順位 | 騎手 | 1着 | 2着 | 3着 |
1位 | 武豊 | 44勝 | 29回 | 15回 |
2位 | 藤田伸二 | 16勝 | 16回 | 15回 |
3位 | 幸英明 | 16勝 | 14回 | 13回 |
4位 | 福永祐一 | 16勝 | 14回 | 9回 |
5位 | 安藤勝己 | 16勝 | 5回 | 11回 |
6位 | 池添謙一 | 10勝 | 12回 | 11回 |
7位 | 熊沢重文 | 7勝 | 7回 | 10回 |
8位 | 本田優 | 7勝 | 6回 | 5回 |
9位 | 和田竜二 | 4勝 | 4回 | 7回 |
10位 | 小牧太 | 3勝 | 3回 | 5回 |
11位 | 藤岡佑介 | 3勝 | 0回 | 0回 |
12位 | 秋山真一郎 | 1勝 | 7回 | 9回 |
13位 | 岩田康誠 | 1勝 | 4回 | 8回 |
14位 | 川島信二 | 1勝 | 0回 | 1回 |
15位 | 横山典弘 | 0勝 | 4回 | 4回 |
16位 | 田中勝春 | 0勝 | 0回 | 3回 |
17位 | 柴田善臣 | 0勝 | 0回 | 1回 |
18位 | 吉田隼人 | 0勝 | 0回 | 0回 |
まぁ、1位の人はほっといて、2〜5位は割と接戦です。幸のこの成績はちょっと意外な感じです。
では次に「勝率&連対率 上位10位」を見てみましょう。一体どの騎手がこのコースを得意としているのか。
京都2000m 勝率&連対率 第11回秋華賞騎乗騎手 上位10位 (1996年1回1日〜2006年5回2日) | ||||
---|---|---|---|---|
勝率 | 順位 | 連対率 | ||
武豊 | 28.0% | 1位 | 武豊 | 46.5% |
藤岡佑介 | 25.0% | 2位 | 藤岡佑介 | 25.0% |
安藤勝己 | 18.2% | 3位 | 安藤勝己 | 23.9% |
本田優 | 11.1% | 4位 | 横山典弘 | 22.2% |
幸英明 | 11.0% | 5位 | 藤田伸二 | 21.8% |
藤田伸二 | 10.9% | 6位 | 池添謙一 | 21.4% |
池添謙一 | 9.7% | 7位 | 本田優 | 20.6% |
福永祐一 | 9.6% | 8位 | 幸英明 | 20.5% |
川島信二 | 5.6% | 9位 | 福永祐一 | 18.1% |
小牧太 | 5.4% | 10位 | 岩田康誠 | 12.5% |
藤岡は騎乗数が少ないとはいえ、なかなかの健闘と言えるでしょう。
やはり安藤は上手いんですね。そして、本田の名前が挙がっています。秋華賞を勝ったことがありますし、このデータが後押しになりそうな感じです。
この2つのデータで気になったのは、
- 勝ち星こそないものの、地味に連対はする横山典
- 岩田は騎乗数が少ないだけでなく、率も悪い
次に、この10年間の「枠別連対成績」を出してみましょう。表の数字は「連対しやすさ指数」です。
え? その数値、どうやって出しているのかって? 面倒なので説明は省きますが、種牡馬成績で目安となる「アーニングインデックス」と同じ考え方で計算しています。平均値は1.0です。1.0より高いほど連対しやすく、低いほど連対しにくいことになります。
京都2000m 枠別連対成績 (1996年1回1日〜2006年5回2日) | |||||||
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1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
1.033 | 0.984 | 0.869 | 1.020 | 1.157 | 0.965 | 0.796 | 1.166 |
トップは「8枠」、2位が「5枠」と、別に内ほど有利だとか、外ほど不利といった相関関係はなさそうです。トップの隣の「7枠」が最低だし。
でも「7枠」の低さはちょっと気になります。極端に悪くはないですが、気になる悪さではあります。
枠順発表は明日です。どの馬がどの枠に入るのか。アドマイヤキッス、7枠に入れ〜。