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十勝に行ってきました(07/02/10−07/02/12)−その1:然別湖

 先々週の『web楡馬』にあるように、2月11日ばんえい競馬で個人協賛レースをやってきました。その表彰式に赴くべく、楡馬メンバー5人が帯広競馬場に参戦することとなりました。その旅について記しますが、そのいくつかは先週の『web楡馬』の本紙にて鎌倉重明氏が書いておいでなので、そちらを参照しつつ読まれると良いでしょう。


 さて、2月10日、とかち帯広空港に到着。ちょうど昼時ということもあって帯広市内のあるうどん屋に連行。残念ながら店構えの写真も、食ったうどんの写真も撮り忘れたが、これが非常に美味かった。店の名前は「山賊」だか「盗賊」だか忘れたが、うどんに心を盗まれた心地であった。

 次に宿である然別湖へ。到着早々、凍った湖の上に作られた露天風呂へ突撃。脱衣所も氷で作られた建物で、とにかく極寒。風呂へのわずか数mが死を感じさせる寒さ。風呂に飛び込むと外気の寒さにちょうど合った温度と天然の温泉臭。楡馬メンバー一同、湖上温泉を満喫したのであった。

 宿は「ホテル風水」。Dr.コパとは関係ない模様。部屋食を頼んだのだが、これがまた良かった。

ホテル風水の夕食1

 これで全部ではない。まだ出てくる。出てきたのが、オショロコマ。

ホテル風水の夕食2

 写真右下の魚がそれだ。北海道大学1年のとき、「サケ学入門」という単位を履修したことがあった。その講義の中で、オショロコマはサケに最も近い魚の一種、と聞いてはいたが、その姿を初めて目にするのが、図鑑や標本、VTRなどではなく、焼き魚となるとは思ってもみなかった。オショロコマは天然記念物なので、これは言うまでもなく養殖ものだ。同じ淡水魚であるアユには香り高さでは負けるが、食べ応え感ではこちらのほうが上であろう。(ちなみに、写真中央上の皿に乗る一切れの肉が鹿追牛だ)

 夕食後は再び湖上に。そこで何から何まで氷で作られた「アイス・バー」なるものを体験した。

アイス・バー

 氷のドームに氷のテーブル、氷の椅子、何から何まで氷で出来ている。さらに、

イン・ザ・ロック

カクテルを入れるグラスも氷だ。カクテル自身は500円で、さらに500円を追加するとこの氷のグラスを用意してくれる。地元の人と思しき人が「これは“オン・ザ・ロック”じゃなくて“イン・ザ・ロック”って言うんだよ」と自慢げに教えてくれた。

 一通りアイス・バーを楽しんで外に出てみると、

マイナス10℃

外気はマイナス10℃ほどになっていた。でも、これでも風呂から上がった頃に比べれば、雪が降っていた関係で2〜3℃近く上がっていた。これくらい寒いと、降ってくる雪は、

雪印のマークだ

結晶のままなのである(ピンぼけしてますが、ホントにはっきりと結晶でした)。楡馬メンバーの誰かが「雪印のマークだ」と言ってたが、まさにその通り。

 翌朝、また湖上に出てみると、夜は暗くて判らなかった様子がはっきりと見てとれた。

然別湖上の様子

 これ、凍った湖の上なのである。こんなとこにアイス・バーを作ったり、温泉引いて露天風呂にしたり、スノー・モービル体験させたり、と面白いこと満載な冬の然別湖なのであった。

>>その2へ続く
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