〔調査データ〕東京ダート2100m 騎手成績&枠別連対成績
ジャパンカップ・ウィークということで、ジャパンカップとジャパンカップダートの枠順が今日木曜の発表となりました。
というわけで、例によって枠別成績と騎手成績を見てましょう。問題はどっちのレースを見るかですが、ジャパンカップよりはジャパンカップダートの方が馬券的妙味がありそうなので、ジャパンカップダートの方を見ることにしましょう。
1996年から2005年の10年間と、今年に入ってから先週まで、合わせて10年ちょっとの間に施行された東京ダート2100mのレースは171レース、出走延べ頭数は2279頭でした。割と少ないのでデータとしては信頼はあまりおけません。
まずは枠別成績から。例によって連対指数を出します。1が平均、それより高いと連対実績があり、低いと連対していないことになります。
これだと判りにくいので、いつも通りグラフにしてみましょう。
まず目に付くのは3枠の低さでしょうか。他の枠が連対し合ってせめぎ合っている中、3枠だけが遅れをとっている感じです。逆に高いのは2枠ですが、極端に高いわけではなく、3枠以外ならどの枠でもあまり変わらないと言えるでしょう。
では次に騎手成績を。まずはリーディングから。今回のJCダートに騎乗する騎手15人だけをピックアップします。
首位は横山典となりました。関東でリーディング争いができる騎手ですから、当然の結果でしょう。意外なのは角田の3勝でしょうか。関西の騎手ではこの15人に限らなくても武豊に次いで2位です。何かをつかんでいるのでしょうか?
ちなみに、ルメールとデットーリはともに騎乗が1回だけですので参考外かも。
次に勝率&連対率の上位10位を見てみましょう。
なんと角田が勝率1位です。これは驚きです。角田が1位になることって他にあるでしょうか? 勝率は5位までが評価できるラインでしょうか。
連対率は1位が五十嵐冬樹の100%となっていますが、騎乗数が1回なので何とも言えません。安藤の60%のほうが評価できます。横山典も高いですが、内田博の30%超も見逃せません。
というわけで総括しますと、2枠で内田博騎乗のフサイチリシャールがやや良くて、6枠で角田騎乗のマイソールサウンドが少し気になる、といったところでしょうか。う〜ん、ウソっぽいデータだなぁ…。
…とまぁ、ジャパンカップダートのデータを出しましたが、今週の『web楡馬』はジャパンカップの方を扱います。いつも通り“土曜”に出しますのでよろしくお願いします。
というわけで、例によって枠別成績と騎手成績を見てましょう。問題はどっちのレースを見るかですが、ジャパンカップよりはジャパンカップダートの方が馬券的妙味がありそうなので、ジャパンカップダートの方を見ることにしましょう。
1996年から2005年の10年間と、今年に入ってから先週まで、合わせて10年ちょっとの間に施行された東京ダート2100mのレースは171レース、出走延べ頭数は2279頭でした。割と少ないのでデータとしては信頼はあまりおけません。
まずは枠別成績から。例によって連対指数を出します。1が平均、それより高いと連対実績があり、低いと連対していないことになります。
東京 ダート2100m 枠別連対成績 (1996年1回1日〜2006年5回6日) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 2枠 | 3枠 | 4枠 | 5枠 | 6枠 | 7枠 | 8枠 |
1.042 | 1.176 | 0.729 | 0.938 | 1.087 | 1.020 | 0.943 | 1.063 |
これだと判りにくいので、いつも通りグラフにしてみましょう。
まず目に付くのは3枠の低さでしょうか。他の枠が連対し合ってせめぎ合っている中、3枠だけが遅れをとっている感じです。逆に高いのは2枠ですが、極端に高いわけではなく、3枠以外ならどの枠でもあまり変わらないと言えるでしょう。
では次に騎手成績を。まずはリーディングから。今回のJCダートに騎乗する騎手15人だけをピックアップします。
東京 ダート2100m リーディング 第26回JCダート騎乗騎手 (1996年1回1日〜2006年5回6日) | ||||
---|---|---|---|---|
順位 | 騎手 | 1着 | 2着 | 3着 |
1位 | 横山典弘 | 17勝 | 16回 | 5回 |
2位 | 後藤浩輝 | 13勝 | 3回 | 7回 |
3位 | 吉田豊 | 11勝 | 5回 | 6回 |
4位 | 武豊 | 7勝 | 4回 | 8回 |
5位 | 田中勝春 | 6勝 | 11回 | 14回 |
6位 | 角田晃一 | 3勝 | 0回 | 1回 |
7位 | 内田博幸 | 2勝 | 4回 | 0回 |
8位 | 北村宏司 | 2勝 | 3回 | 4回 |
9位 | 安藤勝己 | 1勝 | 2回 | 0回 |
10位 | 藤田伸二 | 1勝 | 1回 | 2回 |
11位 | 佐藤哲三 | 1勝 | 0回 | 0回 |
12位 | 五十嵐冬樹 | 0勝 | 1回 | 0回 |
13位 | 幸英明 | 0勝 | 0回 | 2回 |
14位 | ルメール | 0勝 | 0回 | 0回 |
14位 | デットーリ | 0勝 | 0回 | 0回 |
首位は横山典となりました。関東でリーディング争いができる騎手ですから、当然の結果でしょう。意外なのは角田の3勝でしょうか。関西の騎手ではこの15人に限らなくても武豊に次いで2位です。何かをつかんでいるのでしょうか?
ちなみに、ルメールとデットーリはともに騎乗が1回だけですので参考外かも。
次に勝率&連対率の上位10位を見てみましょう。
東京 ダート2100m 勝率&連対率 第26回JCダート騎乗騎手 上位10位 (1996年1回1日〜2006年5回6日) | ||||
---|---|---|---|---|
勝率 | 順位 | 連対率 | ||
角田晃一 | 37.5% | 1位 | 五十嵐冬樹 | 100% |
武豊 | 22.6% | 2位 | 安藤勝己 | 60.0% |
安藤勝己 | 20.0% | 3位 | 角田晃一 | 37.5% |
横山典弘 | 18.5% | 4位 | 横山典弘 | 35.9% |
後藤浩輝 | 16.5% | 5位 | 武豊 | 35.5% |
吉田豊 | 11.3% | 6位 | 内田博幸 | 31.6% |
内田博幸 | 10.5% | 7位 | 後藤浩輝 | 20.3% |
佐藤哲三 | 8.3% | 8位 | 田中勝春 | 17.7% |
田中勝春 | 6.3% | 9位 | 吉田豊 | 16.5% |
北村宏司 | 3.4% | 10位 | 北村宏司 | 8.6% |
なんと角田が勝率1位です。これは驚きです。角田が1位になることって他にあるでしょうか? 勝率は5位までが評価できるラインでしょうか。
連対率は1位が五十嵐冬樹の100%となっていますが、騎乗数が1回なので何とも言えません。安藤の60%のほうが評価できます。横山典も高いですが、内田博の30%超も見逃せません。
というわけで総括しますと、2枠で内田博騎乗のフサイチリシャールがやや良くて、6枠で角田騎乗のマイソールサウンドが少し気になる、といったところでしょうか。う〜ん、ウソっぽいデータだなぁ…。
…とまぁ、ジャパンカップダートのデータを出しましたが、今週の『web楡馬』はジャパンカップの方を扱います。いつも通り“土曜”に出しますのでよろしくお願いします。
Comments
読んでいただいて有難うございます。
ウチも、もともとは学生時代に紙に印刷して学生食堂で配っていたものなんですよ。
「とりあえず書きたいことを書く」という、ヤル気があるんだか無いんだかっていうスタンスですが、これからもよろしくお願いします〜。
ダービー号の園川の記事なんかはトーンや話題までが似たような感じでなつかしさを感じました。
コメント有難うございます。
角田は一発屋なところがあるので、このデータが後押しになれば面白いですね。