〔調査データ〕10月の騎手月間成績
10月の開催日程が終了したところで、9月分に引き続いて、10月の月間ジョッキー騎乗成績〔勝利数・勝率・回収率〕の上位10位をまとめてみました。
(なお今月の規定騎乗回数は、開催日数が9日間だったので、×4して36回としています)
まずは、「勝利数」から。同数の場合は騎乗数の少ない方を上位にしています。
何とももっともなメンバーになってしまいました。安藤の1位は今年初のこと。武豊はこれで6〜10月と5ヶ月連続で1位を逃しています。でも年間リーディングではブッチギリで1位です。
次に「勝率」を見てみましょう。
安藤の圧勝です。勝率が武豊を上回ったのは4月以来(騎乗数の少なかった6月は除く)。しかも今年の月間最高勝率です。天皇賞は勢いで獲ったと言えるでしょうか。
あと、塚田の健闘が光ります。あんまり目立ってませんが、最近伸びてきている若手です。
では、最後に「単勝&複勝回収率」を出してみましょう。
単勝では秋山がダントツの1位。先月の池添ほどではありませんが、200%超はひとつの目安で、秋山は今年2回目です。これで年間でもトップになりました。松岡の2位はひとえにスワンステークスの影響と言っていいでしょう。年間でも2位になりました。
複勝は菊沢が1位。複勝は200%超が出にくいので、これは賞賛に値します。ちなみに秋山と北村宏は先月に引き続きランクインです。
10月を総括すると、「絶好調な安藤」といったところでしょう。単勝回収率の表にはありませんが、こちらも100%を超えていて、安藤の単勝をずっと買い続けた人はさぞ楽しかったことでしょう。4回に1回は勝ってくれて、しかもマイナスにならなかったのですから。
さて、11月はどうなりますか。安藤の好調は続くのか、武豊の復権なるのか、リーディング上位で今回名前の挙がらなかった藤田と横山典は浮上するのか。
また、年間での勝利数&勝率リーディングは1位の入れ替わりは期待できませんが、回収率の年間リーディングは全然定まっていません。年間リーディングの覇権を懸けて11月は注目です。
(なお今月の規定騎乗回数は、開催日数が9日間だったので、×4して36回としています)
まずは、「勝利数」から。同数の場合は騎乗数の少ない方を上位にしています。
2006年10月 騎手 勝利数 順位 | |||
---|---|---|---|
順位 | 騎手 | 勝数 | 騎乗 |
1位 | 安藤勝己 | 15勝 | 56回 |
2位 | 武豊 | 14勝 | 75回 |
3位 | 中舘英二 | 12勝 | 76回 |
4位 | 後藤浩輝 | 11勝 | 76回 |
4位 | 和田竜二 | 11勝 | 76回 |
6位 | 岩田康誠 | 11勝 | 84回 |
7位 | 秋山真一郎 | 8勝 | 60回 |
8位 | 柴田善臣 | 8勝 | 70回 |
9位 | 北村宏司 | 8勝 | 79回 |
10位 | 蛯名正義 | 8勝 | 80回 |
何とももっともなメンバーになってしまいました。安藤の1位は今年初のこと。武豊はこれで6〜10月と5ヶ月連続で1位を逃しています。でも年間リーディングではブッチギリで1位です。
次に「勝率」を見てみましょう。
2006年10月 騎手 勝率 順位 | ||
---|---|---|
順位 | 騎手 | 勝率 |
1位 | 安藤勝己 | 26.8% |
2位 | 武豊 | 18.7% |
3位 | 四位洋文 | 15.9% |
4位 | 中舘英二 | 15.8% |
5位 | 後藤浩輝 | 14.5% |
5位 | 和田竜二 | 14.5% |
7位 | 秋山真一郎 | 13.3% |
8位 | 岩田康誠 | 13.1% |
9位 | 塚田祥雄 | 12.5% |
10位 | 柴田善臣 | 11.4% |
安藤の圧勝です。勝率が武豊を上回ったのは4月以来(騎乗数の少なかった6月は除く)。しかも今年の月間最高勝率です。天皇賞は勢いで獲ったと言えるでしょうか。
あと、塚田の健闘が光ります。あんまり目立ってませんが、最近伸びてきている若手です。
では、最後に「単勝&複勝回収率」を出してみましょう。
2006年10月 騎手 単勝&複勝回収率 順位 | ||||
---|---|---|---|---|
単勝回収率 | 順位 | 複勝回収率 | ||
秋山真一郎 | 285.3% | 1位 | 菊沢隆徳 | 210.8% |
松岡正海 | 194.2% | 2位 | 勝浦正樹 | 137.5% |
菊沢隆徳 | 188.8% | 3位 | 長谷川浩大 | 123.0% |
和田竜二 | 163.7% | 4位 | 江田照男 | 122.9% |
中舘英二 | 157.1% | 5位 | 秋山真一郎 | 117.5% |
柴田善臣 | 145.7% | 6位 | 赤木高太郎 | 115.5% |
川島信二 | 131.1% | 7位 | 鮫島良太 | 115.1% |
勝浦正樹 | 129.7% | 8位 | 松岡正海 | 106.0% |
吉田豊 | 123.5% | 9位 | 北村宏司 | 104.4% |
北村宏司 | 122.9% | 10位 | 安藤勝己 | 102.5% |
単勝では秋山がダントツの1位。先月の池添ほどではありませんが、200%超はひとつの目安で、秋山は今年2回目です。これで年間でもトップになりました。松岡の2位はひとえにスワンステークスの影響と言っていいでしょう。年間でも2位になりました。
複勝は菊沢が1位。複勝は200%超が出にくいので、これは賞賛に値します。ちなみに秋山と北村宏は先月に引き続きランクインです。
10月を総括すると、「絶好調な安藤」といったところでしょう。単勝回収率の表にはありませんが、こちらも100%を超えていて、安藤の単勝をずっと買い続けた人はさぞ楽しかったことでしょう。4回に1回は勝ってくれて、しかもマイナスにならなかったのですから。
さて、11月はどうなりますか。安藤の好調は続くのか、武豊の復権なるのか、リーディング上位で今回名前の挙がらなかった藤田と横山典は浮上するのか。
また、年間での勝利数&勝率リーディングは1位の入れ替わりは期待できませんが、回収率の年間リーディングは全然定まっていません。年間リーディングの覇権を懸けて11月は注目です。
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